好きの深度

 

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何か好きなことをするってのは

案外強い感情ではないかもしれん

 

好きなスポーツ、好きな食べ物、好きな映画

初対面で聞くこと聞かれることもありますが

どっちかってーと、好きぐらいですよね。

 

それでカテゴライズしたりされたりします。〜が好きな人、気が合う気が合わないとか。

 

そのどっちかってーと、っていうのが複数あれば方向性やら、志向性やら嗜好性やら分かるのでよいんですが、一回のQで決めてしまうのはどーかと。

 

やらんことで得るものないって進んできたので、ちょっと好きなこと。ってのがやたらあります。よく言えば多趣味、悪く言えば器用貧乏で浅い。

 

手ぇ出してみる、っていうフットワークは重くはないけども、動機が浅いと習熟も浅く。満足するもののハードルってどんどん上がって行くから自分のアウトプットが好きじゃなくなってくる

 

時間も限られるし、

しっかりしたもの作るには時間はかかるので、

やらんと後悔するって思えるものから順に力加えます。一度に沢山やらない。

 

 

安藤忠雄展 @国立新美術館

機能性と合理性で埋め尽くされた都市に風穴をあけることが出来ないかー

 

展示構成の中の「余白の空間」 冒頭のキャプションにあった

この言葉がとても響いています。

 

強いコンテンツや非日常を突き詰めた奇抜さで

人の意識と時間を割いてもらうというのではなくて

日常に溶け込んでる中で、ちょっとした余白を感じる時を作る

 

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光の教会

 

建築がどういうものかは詳しくないのけれど

「届ける」ためのコンテンツが多い世の中で

「通り過ぎていく」ためのコンテンツであるように感じています

 

一定空間に留まるその人の時間を少しリフさせる

それがじわじわ溜まっていく感じ

 

静かなものに惹かれるのって歳重ねていくにつれて多くなっています。

 

 

 

 

 

 

 

ヨーガン レール 文明の終わり Jurgen Lehl The End of Civilization へ行って

お久しぶりに更新

金沢に行ってきたので、こちらに行ってまいりました。21世紀美術館。
住んでいた時は、年間パスポートを提げ毎週のごとく通っておりました。
年間3,000円なんですよ、オトクです。


東京に移った今は、森美術館にシフトしているのですが
なんでしょう、観光客が蟻さん如く数珠並びなっている中で
すーーーーーっと並ばず入っていけるのは良いです。そんなことで満たされる狭心。
この日は21世紀美術館の列に並びました。

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椿昇さんの作品と、Jurgen Lehlさんの作品がやはり良かった。
椿さんの作品は、小豆島で見ていたのだけれど、この作品は色が違って。

Esthetic Pollution

www.kanazawa21.jp

 

「審美汚染」でしょうか、そのまま訳すと。
魚鱗のような文様と、毒々しい黄色と、枝がびよーんと伸びてて。
綺麗、と言う印象でなく、ざわっとする空間。
イ・ブルさんの作品も同室展示されていて、より異次元感ありましたね。

Jurgen Lehlさんは実は以前から知っていた方ではなかったのです。
テキスタイルのデザイナーさんでもあるんですね。
2015年のMOTでも展示あったのですが、行きそびれてしまっていたので本願叶う。

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Jurgen Lehl The End of Civilization


沖縄へ行き来しての生活をずっと続けていて、
自然への考えとか、募っていた部分が多かったんだろうなと思う。
本作は沖縄の海に流れ着いたプラスチックゴミで創られています。

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ランプは綺麗ではあるのだけれども、
やはりオブジェは不気味な部分もあって。
人の目を引くように、その問題に注目してもらうために、
この作品を作ったとは書いてあったけれども、
100%綺麗な印象与えるだけにはしたくなかったんかもと思いました。

 

もう亡くなってしまっていたことが残念です。
身近な変えたい問題を、負の面を完全に消し去らないで
ポップな面だけを出してしまわないで、表現して投げかける。
このバランスが絶妙な作品はとても大好きです。

 

『ファッションとアート 麗しき東西交流展』へ行ってみた。

横浜美術館へ。
『ファッションとアート 麗しき東西交流展』

 

美術館、読書、勉強に土曜。
会ったり、作ったり、練ったりで日曜。毎週そんなん。

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1859年に横浜が開港されてから影響しあう服飾文化。
アートと表題につけるには安易かなとも思ったけれど、
西洋東洋のファッションの交わりとても分かりやすかった。

 

 

コルセットでガチガチったものから、
日本の和装の影響受けた平面的なデザインのドレス。
和裁のあるドレスの輸出。日本の制服の西洋化。

 

 

明治ー大正までの50年間を一飲みできます。
それまで呉服でやってきた高島屋三越が国外へも和の要素を残しつつ種を変え輸出。
この時代に生きた人の大海の先に見る期待どんなもんだと尊敬です。

 

今でこそ国外情報は入り、
主流も亜流も開示された上で独創に走ったりすることが出来ますが、
自社のそれまでの形を変えて国外へ持っていくことの熱量。

 

かいつまんでの展示なので、失敗も反感も物凄いものがあったのでしょうが。
横浜でやるべしとても良かった展覧会でした。アートではないかな( ̄▽ ̄)

 

男性の学生服まで西洋化したのが脱刀令の1972年。

女性上流階級に洋装が広まるのも鹿鳴館での義務化が1982年。

大衆化までなるには関東大震災以後と記載あり。

 

1904年には今の三越にあたる三越呉服店デパアトメント宣言により日本初の百貨店展開。
ボンマルシェにフランスからおこっていた百貨店。ゾラも描いていましたね。
日本の当時のポスターもありました。
西洋服が一般市民まで広がっていった流れは深掘りしたいところ。

 

流れでものごとみたりすると、住む土地を身の周りが整理されていく。
本日読んだ本の中に、

「少しの自覚と興味をもって周りを見渡せば、世界はだいぶ違って見える」という一節があり。

染み入る言葉です。
横浜美術館はとても広く会場を使えるので、肉厚な展示が多いです。

おすすめ。

Ryuichi Sakamoto/ async 坂本龍一/ 設置音楽展

ワタリウム美術館に。


「あまりに好きすぎて、 誰にも聴かせたくない」
発表前の坂本龍一さんの「async」の発表に合わせて
ここワタリウム美術館では『設置音楽展』が開かれています。

坂本龍一 設置音楽展 ryuichi sakamoto async

 

あらゆる空気の振動を音と捉えていったり、
音が響いてから減衰するまでを味わうという言葉を話されるのですが
音を「味わう」ことのできた場所だと感じました。

 

2Fのasync -drowning-では

ダムタイプへも参加されていた高谷史郎さんとの作品
歪んでいく映像と共に音を感じる場所。
座席が満席でしたので部屋の後方から俯瞰してしばらく眺めていたのですが、
いろんな境界がぼやけて行くような不思議な心地でした。

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4F async - First ligh -

4Fでは『プンミおじさんの森』で知られる
アピチャッポン・ウィーラセタクンさんの映像にのせたインスタレーション
プンミおじさんん森の作品の中でも、輪廻転生を感じさせる部分など、
消えゆく空いの静かな流れを改めて捉えるところを感じましたが、
本作もどこか儚げで。

残響をじんわり感じるこの空間にとても合致していた印象です。
そんな休日の昼下がり。

最新の美術手帖にもインタビューありました。

美術手帖 2017年5月号

美術手帖 2017年5月号

 

 

 

ブロードウェイの街

クラシックのダンスをしている方と会いました。ブロードウェイを目指されているとのこと。

 

基礎であるバレエ、表現力、そしてお金。必要なものはたくさん。

身ひとつ個人独力で作品を生むことができるのがダンスの凄いなぁと思う所で。言葉の様にコミュニケーションツールにもなる。

 

写真を撮る人間なのですが、写真だと被写体を必要としますしね。静物の場合は脇にステイ。

今度観に行きたいですね。ブロードウェイ行きも応援。


ブロードウェイは南北に渡る路そのものの名前。規模によってオフブロードウェイ、オフオフブロードウェイと細分化されていて。名前はオランダ人がつけた名前らしい。


ふと思い出すのは有名なピエトモンドリアンのブロードウェイブギウギ。街より音着想の作品ですが。調べたら出来たの1943年。1920年手前ぐらいからネオンサインがとても盛況となっていったようで。彼は抽象画ばかりだったけれど、マンハッタンの街並みをカラフルに描いている。

 

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その後でポルノなどでも荒れて、90年過ぎにはジュリアー二市長が頑張っていて。

行ってみたい。

 

 

アンリアレイジというブランド

仕事はファッション関係です。

だからという訳ではないのですが、新潮流は感心領域。

 

最近だとアンリアレイジというブランド。

ANREALAGE CO.,LTD

 

神戸での展覧会へ行ってから、面白いと注目しています。他業種とのコラボなど多く仕掛けているので、月一では何処かにニュース記事でも出て来ます。

www.fashionmuseum.or.jp

 

フォルム、素材、時流、ライフスタイルなど、様々な切り口で打ち出すブランドは多いけれど、服やショーを4次元的に捉えて、その空間が作りたくてショーを作っているという言葉が印象的でした。

 

2017の秋冬ではRollを打ち出す。

www.fashion-press.net

 

通常、ロールの生地から裁断して作るものを、ロールのまま作っちゃう。三宅一生さんの一枚の布のコンセプトとはまた異なり、造るプロセスから前面に押し出して見せちゃう。楽しいです。

 

もともとファッションの語源は「factio」、「作ること、なすこと」という意味。成形品ではなくて、そのプロセスやスタイルそのものに本流があるような気がします。ルイヴィトンによる初音ミクとのコラボ、ファイナルファンタジーXIIIのライトニングのイメージ起用など、老舗の所でも新しく新しく在ろうとするのはとても良い。

 

オーセンティックなテイストが失われつつあるのを嘆く声もありますが、アンリアレイジに見るような時流を切り開いていく要素は、決して奇をてらうなどではなく、本来のファッション足るスタイルなんだろうな。と思います。

 

 

A REAL UN REAL AGE

A REAL UN REAL AGE