hehishim

Art,Books,Culture in Tokyo,in Japan

2019年したいこと。

遅ればせながら。
あけましておめでとうございます。

毎年年始に今年やりたいこと100個書いています。

手帳EDIT「2019年のビジョン」のページに小さくずらっと今年も書きます。
 

2018年は81/100できました。
仕事の目標はこれとは別に立てるあるけれど

休みや平日の朝と夜に少しづつ進めて毎日豊かにしていきたいです。

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写真は関係ないけれど、富士山の頂上で撮ったもの。
アイキャッチが良さげなものなく。登って行こう意識。

2019年やりたいこと

観ること


プラネタリウムに行く
台湾に行く
blue note行く
島へ行く
アングラ演劇観に行く
ハイスイノナサlive 行きたい。解散したのでメンバーのものでも。
UQiYOライブ行く
ヨーロッパ行く
酒蔵に訪れる 

読むこと

100冊本を読む
森博嗣さん会う

創ること

星空を撮る
越境EC関わる
光源使う作品作る
水彩画描く
geodata使う作品作る
動画作品作る
ytoscape使いこなす
beacon使って作ってみる
動態グラフを作る
献血コンテンツ作る
ピアノレパートリー3曲増やす
昔居たNGOに還元するもの一つ
昔居たNPOに還元するもの一つ
キャンパス使う
色の勉強をする
フェアトレードのコンテンツ関わる
youtuber コンテンツ関わる
ジャカルタとの企画
Stock revenew base YoY+10 
短編書く
note更新する
星座とpython絡める
手紙書く
上海で撮影
塾生時代仲間で同窓会開く
AR作品作る
寄稿する
コピック使いこなす
集合知プログラミング
画像認識簡単なの作る
サプライズを仕掛ける
昭和コンテンツ入れる
デモについてレポート書く(case.Asia)
革命についてレポート書く(case.Asia)
集団心理についてレポート書く(case.Asia)
4日に1回ぐらいblog更新したい
100人巻き込む何かしかけ 

食べること

ワインの勉強をする
コーヒーの勉強をする
料理のレパートリー5つ増やす
料亭行く
BBQする
作業カフェ3つほど開拓
味覚について学ぶ
カクテルを再び学び直し
インド人と飲む
お茶の作法学ぶ
食べ物育てる 

動くこと

2000m超の登山
整体に行く
チームスポーツする
マラソン出る
猫を撫でたい
姿勢を正す
環境変える
1週間で10kmは走る習慣継続
毎日7−9時の勉強する習慣継続 

その他

 HSK6級取る
インドネシア語c級取る
ドローン触ってみたい
一人行動減らす
従兄弟に会う
大声で叫ぶ

 
100個足りない分は、個人名やらまだ進行中やらで出せないことだけれど100個書いた。
1年後答え合わせ。


Google — Year In Search 2018

2018年はこんな年でした、2019年はもっと良いニュースがあることを祈りつつ。

 

吉村芳正 超絶技巧を超えて 東京ステーションギャラリーへ。

東京駅丸の内北口にギャラリーがあることご存知ですか。
東京ステーションギャラリーにて吉村芳正さんの作品を鑑賞しました。

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モノクロの作品は色の制約の中でできる表現と
グラデーションの技巧が見やすくて好きです。
 

吉村芳正さんは1971年広告代理店にデザイナーとして勤務
2013年に亡くなられるまで多数国内外で受賞されています。
作風は撮影した写真を5ミリ角に濃淡を着けて写していくもの。
鉛筆画家として評されることも多いです。

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《ジーンズ》作品no.24
エッチング用いたグラデーション
2.5mmx2.5mmに分けたマス目を10段階の濃度で分類されてます。

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濃淡のナンバリング。信じられない根気が求められる。発狂します。

画像の解像度というと、
印刷物は1インチをどれだけの画素で表すかはdpiで測定されます。

ディスプレイやTVは最適な視聴距離があって。
ハイビジョンなら画面の高さの3倍、4Kなら1.5倍。


本作品も離れれば離れるほど、絵の様相を現します。
 
近くなりすギルとはっきり全体が見通せない。
遠くなりすぎても見えない。

鑑賞者の位置によってドンピシャでピントが合うのは
ジョルジュ・ルースの錯視
作品を観ていた時にも感じたこと。

情報の解像度の調節機構については深く考えたいです。
ミートする最適解って綺麗なパターンで現れるものとそうでないものあると信じる

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吉村芳生 超絶技巧を超えて

会期:2018年11月23日(金・祝)-2019年1月20日(日)
開館時間:10:00 - 18:00 
※金曜日は20:00まで開館

※入館は閉館の30分前まで

入場料:一般(当日)900円 高校・大学生(当日)700円
主催東京ステーションギャラリー[公益財団法人東日本鉄道文化財団]、毎日新聞社

HP:

www.ejrcf.or.jp

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プチinfo
画面解像度の通称名と総画素数

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「文喫」参りました。六本木にて。

本屋では、本を選ぶ時間こそ最良だ。

同意。
入場料を払う本屋が六本木にできています。話題の!

青山ブックセンター六本木店があったところに2018年12月11日OPENしました。運営はLIBROの株式会社リブロプラスさん。


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ここまでが無料スペース。年末年始でも朝9時から営業されていたので、朝一並ばずに入れました。
入場料は1,500円(税抜)でございます。珈琲、紅茶、煎茶が無料ですので、それら1杯と本1冊読むとちょうどぐらいでしょうか?高くない。場所として素晴らしかったのでまた来ようかと。


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こちらが棚を開くと関連書籍が出てくるスペース。

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階段。Yes and No.煮え切らない。よく見たら色も変わってる?定まらない。

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琥珀色のバッジをつけまして入場。

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コンセントも完備なので作業カフェにも出来そうですが、お客さんほとんど皆様読書でしたね。

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こちらでドリンクはオーダー。
トーストやハヤシライスの軽食もあります。一日中滞在できてしまいます。

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座席抑え。「お」「あ」

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キュレーションが関連文書がまとまっている。
整理整頓するのとても難易度高い。

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ブライアン・オールディスの『地球の長い午後』の天秤の片方に『生命の始まりを探して僕は生物学者になった』が乗っている・・・!右は読んだことはないけれど、タイトルからこの2冊を両天秤に乗せるとはおぉ本好きな人が置いてる!と嬉しくなる。

オールディスさんのこの本は太陽の自転が止まって
昼夜の変化なく植物が支配してる地球になっているSF。

 

本好きにはとても良い空間でした。
この日読んだ本はハンナ・アレントの『革命について』で締める。

革命について (ちくま学芸文庫)

革命について (ちくま学芸文庫)

 

Twitterを見ていると、日中は満員で入場制限になる時間もある様子でした。
朝一か夜に訪れるのおすすめです。
 

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文喫
住所:東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1F
営業時間 9:00~23:00
電話番号 03-6438-9120
入場料 1,500円(税抜)

bunkitsu.jp

チームラボ 森と湖の光の祭@埼玉へ訪問

埼玉県飯能市にメッツァヴィレッジが2018年11月よりオープンしました。
metsaはフィンランド語で「森」を意味する言葉。北欧をコンセプトにしたこの場所で、チームラボによる「森と湖の光の祭」が開催されています。


teamLab: Digitized Lakeside and Forest / チームラボ 森と湖の光の祭

飯能に訪れるのは日帰りで登山をした以来。池袋から40分ぐらいで飯能駅に到着後、メッツァ行きのバスで移動です。宮沢湖を中心に北欧雑貨店やカヌー乗り場、木彫りのワークショップなんかがありました。こどもと一緒の方も1日ゆっくりできそう。

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夜17:30からはこちらに。

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とても寒空の下だったので、ワゴンカー販売されていたあったかいスープの誘惑に負ける。湖って寒いんですよね。

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呼応する、たちつづけるものたちと森 / Resisting and Resonating Ovoids and Forest
森の中にいくつかの卵。「たちつづけるものたち」って生き物に例えてる。 

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湖面に立つ、自立しつつも呼応する生命 / Autonomous Resonating Life on the Lake Surface

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触っていい作品群だったので、作品と鑑賞者の距離が近い。
解放された野外だと室内ほどの親密感出ない時もあるからこそ、
これだけ広い空間使ってこの距離感作っているのが好きでした。

2019年3月にはここメッツァヴィレッジで「ムーミンパーク」もOPENするとのことなので、ぜひ訪れてみて下さい。

BOOK AND BED TOKYO 池袋

こんばんは。

冬の珈琲とコンビニ肉まんは唆られる時期ですね。コンビニのディスプレイの肉まんとジューシー肉まんの真ん中ぐらいに「ただいま準備中」とあってどっちが準備中なのかわからなくて断念した一日。

本を読んで過ごす夜も、冬の過ごし方の中では格別モノ。
都内に住んでいるけれどブックホテルに泊まるという贅沢を試みました(2度目)

BOOK NAD BED TOKYO @池袋

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金曜に向かったので、22時過ぎぐらいに到着。金曜の夜のデザイン大事。その後の連休充実度が3連休ばりに増幅します。ふくらし粉的な自己暗示。

エレベーターが開くと受付。微笑まれながら店員さんからブラックニッカ・ディープブレンドを渡されました。サンプリングにしてはしっかり瓶。未だ冷蔵庫の中。ウヰスキーは苦手につき、ISLAND BREWINGのVONUを注文しました。亀がデザインされておるフィジーのビール。

 

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オーダーカウンターのへりには栓抜きが設置されている。おしゃ。こちらで開けると高確率で栓が床に落ちます。「こちらで拾いますよ〜!」というコミュニケーション付きでデザインされています。

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OPEN SPACEには大きめのソファ。暖色の照明でゆるっと読書。暖色光のもたらすくつろぎ効果に名前をつけたい。この日持ち込んだ書籍は『イデアの影』。大好きな森博嗣さんの文庫です。

イデアの影-The shadow of Ideas (中公文庫)

イデアの影-The shadow of Ideas (中公文庫)

 

シリーズ物中心に森博嗣さんの作品は20冊ほど読んでいます。来年したいこと100を書き終えた中に森博嗣さんと対面するというのを入れていた。この本は一冊完結。胡蝶の夢みたいな、現実と夢が蕩ける情景がこの宵にぴったりでした。

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追加オーダーはデカフェのお茶。デカフェって、珈琲でもお茶でも何か欠損しているような感じがして今まで頼んでこなかったけど、デカフェでパッケージ化されたティーバッグになっていて。カフェイン込みでないお茶もいい、なんか優しい。

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朝にはスタッフの方とゆっくり話していました。ゆっくりどころか2時間ぐらい話していました。ファッション、場所、価値観の話。初めましての方と話すときに、何に想い乗せて日々過ごしてるのかの興味は尽きない。一部でも自分にしまえたら、また日々彩り変わる。何かでまた絡めたら嬉しいですね。

それでは皆様、メリークリスマス!

 

 

飲む植物園@東京茶寮

年の瀬。
デスクトップに残っているイベント写真のストックから、
まとめないとなぁとずるずる来て早3ヶ月経ちました。
今年は北海道への旅と星の写真を撮れなかったので、
年初に試みようと思います。

 

「飲む植物園@東京茶寮」へ行っていた時の話。もう2ヶ月前になります。

三軒茶屋に日本茶をドリップで出すお店がありまして。
時々行っているのだけれど、今回はイベントでした。

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フラワーアーティストのエダラボ(edalab.)さん手がける植物でカウンターが満載。
端から端にかけて四季を彩る草花が遷移します。

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お好みのハーブをとって、ドリンクディレクター、セキネトモイキさん手がけるシロップと共に頼むオリジナルドリンク。

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お好みのお茶をテイスティングしてチョイスして味わうスタイルは
東京茶寮の平常営業の時と同じでした。

イベントは開店間もなく訪れて、出る頃には会場一杯のお客さんでした。
国外のゲストが来た時などは連れて行きたいお店です。

 

◆東京茶寮

www.tokyosaryo.jp

表参道のGYREで『2018年のフランケンシュタイン - バイオアートにみる芸術と科学と社会のいま』

バイオアートという潮流があります。ジョー・デイヴィスの「Microvenus」で、遺伝子組み換えの作品をアートとして提示してから、昨今日本でも話題。表参道のGYREでただ今開催中のバイオアート展が開催中。

フランケンシュタインとバイオアートに通底する概念は「死者蘇生」。宗教的な意味合いではなく科学の文脈でメアリー・シェリーが書いた死者蘇生は部分的にも現実化している。ゴッホが切り落とした左耳を蘇生したディムット・ストレーブの「Sugababe」もその一つ。

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平野真美「蘇生するユニコーン」臓器も含めて精巧に再現されたユニコーン。

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マーク・ダイオン「タール漬けの鳥」
第2章 「人新世」では知識の追求がもたらす破滅に関して。

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AKI INOMATA「やどかりに『やど』をわたしてみる」
よくみると都市の形をしている。人工物と生物の共生を表現。

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BCL「DNA Black List Printer」
製薬企業では生成が禁じられている、パンデミックを引き起こしうるウイスルの塩基配列をひたすらに打ち続ける。

バイオアートの見所はじっと見て思惑していると心ざわざわする所と個人的には思います。少しの不快というか不安というか。ファイクションの世界であった出来事が医療や生命工学の文脈でない形で提示されると、前置き無しに現実ここまできたこと突きつけられている感覚がある。

どこまでが生きていて、どこからが死んでいるのか。
機械と人間の境界を議論するアニメや作品大好きなのですが、遺伝子と生命の議論もBCLさんがされているのもどこかで読んだことがあって。これからもずっと追って見ていきたいテーマです。

 

バイオアート―バイオテクノロジーは未来を救うのか。

バイオアート―バイオテクノロジーは未来を救うのか。

  • 作者: ウィリアム・マイヤー,久保田晃弘,長谷川愛,岩井木綿子,上原昌子
  • 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
  • 発売日: 2016/05/24
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