hehishim

Art,Books,Culture in Tokyo,in Japan

2月6日(水)まで。落合陽一展覧会 『質量への憧憬』へ参りました。

落合陽一さんの展覧会『質量への憧憬』が開催されています。

NewsPicksの動画を観ていて知り、おぉここで!と思った好きな空間。場所は天王洲のIMAプロジェクトが運営するIMA gallery。

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「質量への憧憬」と題された本展。写真がデータとして流通する昨今、メディアアーティストとも語られる落合さんが開く写真展。

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プリントされた写真もデーブル上に置かれておりました。ヴォルフガング・ティルマンスのデスクトップタイプ想起したり、データとしての写真、物質としての写真をぐるぐる考えながら回った展覧会でとても楽しみました。

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写真だけでなく、会場内には8kのディスプレイ使った作品も並びます。

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 写真の主題には、何気ない日常風景が広がります。時系列でこの前後何が起こるのか、空間的にはこのフレームの外に何があるのかを想像するのはやはり楽しい。


最近だと、LivePhotoで映像の一コマになった写真や、GooglePhotoではAI最適化された写真もあります。どんどん形式が画一化されて、ファウンドフォトのようなものはあまり見なくなりました。それでもphotographの語源は photo「光」graph「書かれたもの」。写真はそもそも媒体問わないもだろうなと思った一日。

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オリジナルブレンドコーヒーもございました。ぜひおすすめです。明日2月6日(水)まで。

落合陽一展覧会「質量への憧憬」

会期:2019年1月24日(木)~2月6日(水)
時間:11:00~21:00
会場:amana square(sessionhall/IMA gallery/IMAcafe)
〒140-0002品川区東品川2-2-43 T33ビル1F
入場料:無料
主催:株式会社アマナ、落合陽一

shitsuryou2019.jp

十和田市現代美術館へ旅する

十和田市現代美術館

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フラワー・ホース  チェ・ジョンファ

十和田に向かったのはこの美術館が目的でした。2008年に開館したこちらは一つの作品に一つの展示室が与えられている現代美術館。

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スタンディング・ウーマン ロン・ミュエク

入り口に入ると巨大な女性。ドレープから毛髪まで細かく再現。

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光の橋 アナ・ラウラ・アラエズ

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ザンプランド 栗林隆

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この作品が圧巻でした。椅子を登って天井の穴を覗き込むと別の展示空間が広がります。神秘的なビオトープのような空間にはスモークが炊かれていて、一度に一人でしか楽しめないからこそ没入感より感じます。

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オン・クラウズ (エア-ポート-シティ) トマス・サラセーノ

サラセーノは以前から見知っていました。クモの巣、泡、雲をモチーフにした作品で知られています。高度経済成長へ警鐘を鳴らして、社会があるべき多様性と共生の姿の表現を、建築学的アプローチで試みるアーティストです。梯子を登って少し手間をかけるとバブルの中も見られます。

 

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毛利悠子 墓の中に閉じ込めたのなら、せめて墓なみに静かにしてくれ for V.T.

レスリースピーカーが印象的でした。これだけ大型なものは初めて観ました。音の発生源はその位置によって、ピッチを常に変化させます。ハモンドオルガンの付属品として作られたこのスピーカーを使ったインスタレーション、空間内の音のグラデーションが心地よいです。

企画展は3月まで。是非どうぞ。


毛利悠子 ただし抵抗はあるものとする
2018年10月27日(土) - 2019年3月24日(日)

 

towadaartcenter.com

 

十和田市現代美術館

〒034-0082 青森県十和田市西二番町10-9
TEL: 0176-20-1127
FAX: 0176-20-1138

青森観光。青森駅の過ごし方

3連休に青森に行ってきました。
十和田湖へ行きたくて。
ただ、青森駅から移動するのにバスの本数がなくて。
駅前で1時間ぐら手持ち無沙汰になり駅前散策でした。

A-FACTORY  エーファクトリー

 

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青森駅から徒歩5分ぐらい。雪が積もっていたので10分ぐらい。
青森の特産品が沢山。カフェスペースもあるのでのんびり出来るのですが。

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こちらが!とてもよかった。青森といえばりんご。シードルの工房があるのです。

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試飲が出来るのです。

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6種類ぐらいあるシードルの中から一口好きなものを選べる。
100円で一口につき、全種類飲んでみる。

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パッケージが良い。こちらが美味しかった。

 

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お土産にはこちらを買いました。りんごの木を使った栓抜き。

ねぶたの家 ワ・ラッセ

青森といえばねぶた。ねぶたの資料館があります。
こちらも駅前から5分。雪が積もっているから10分。本当に靴はしっかりしたもの持って行こうね...雪国住んでいたことあるのにすっかり忘れていて。

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ねぶたの歴史に触れつつ。

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おぉ。と声が小さく出ました。

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中身はこんな感じ。

次回青森来るときはねぶた絡めてぜひ行きます。
駅前で時間余ってしまったらぜひおすすめ場所でした。

2019年したいこと。

遅ればせながら。
あけましておめでとうございます。

毎年年始に今年やりたいこと100個書いています。

手帳EDIT「2019年のビジョン」のページに小さくずらっと今年も書きます。
 

2018年は81/100できました。
仕事の目標はこれとは別に立てるあるけれど

休みや平日の朝と夜に少しづつ進めて毎日豊かにしていきたいです。

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写真は関係ないけれど、富士山の頂上で撮ったもの。
アイキャッチが良さげなものなく。登って行こう意識。

2019年やりたいこと

観ること


プラネタリウムに行く
台湾に行く
blue note行く
島へ行く
アングラ演劇観に行く
ハイスイノナサlive 行きたい。解散したのでメンバーのものでも。
UQiYOライブ行く
ヨーロッパ行く
酒蔵に訪れる 

読むこと

100冊本を読む
森博嗣さん会う

創ること

星空を撮る
越境EC関わる
光源使う作品作る
水彩画描く
geodata使う作品作る
動画作品作る
ytoscape使いこなす
beacon使って作ってみる
動態グラフを作る
献血コンテンツ作る
ピアノレパートリー3曲増やす
昔居たNGOに還元するもの一つ
昔居たNPOに還元するもの一つ
キャンパス使う
色の勉強をする
フェアトレードのコンテンツ関わる
youtuber コンテンツ関わる
ジャカルタとの企画
Stock revenew base YoY+10 
短編書く
note更新する
星座とpython絡める
手紙書く
上海で撮影
塾生時代仲間で同窓会開く
AR作品作る
寄稿する
コピック使いこなす
集合知プログラミング
画像認識簡単なの作る
サプライズを仕掛ける
昭和コンテンツ入れる
デモについてレポート書く(case.Asia)
革命についてレポート書く(case.Asia)
集団心理についてレポート書く(case.Asia)
4日に1回ぐらいblog更新したい
100人巻き込む何かしかけ 

食べること

ワインの勉強をする
コーヒーの勉強をする
料理のレパートリー5つ増やす
料亭行く
BBQする
作業カフェ3つほど開拓
味覚について学ぶ
カクテルを再び学び直し
インド人と飲む
お茶の作法学ぶ
食べ物育てる 

動くこと

2000m超の登山
整体に行く
チームスポーツする
マラソン出る
猫を撫でたい
姿勢を正す
環境変える
1週間で10kmは走る習慣継続
毎日7−9時の勉強する習慣継続 

その他

 HSK6級取る
インドネシア語c級取る
ドローン触ってみたい
一人行動減らす
従兄弟に会う
大声で叫ぶ

 
100個足りない分は、個人名やらまだ進行中やらで出せないことだけれど100個書いた。
1年後答え合わせ。


Google — Year In Search 2018

2018年はこんな年でした、2019年はもっと良いニュースがあることを祈りつつ。

 

吉村芳正 超絶技巧を超えて 東京ステーションギャラリーへ。

東京駅丸の内北口にギャラリーがあることご存知ですか。
東京ステーションギャラリーにて吉村芳正さんの作品を鑑賞しました。

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モノクロの作品は色の制約の中でできる表現と
グラデーションの技巧が見やすくて好きです。
 

吉村芳正さんは1971年広告代理店にデザイナーとして勤務
2013年に亡くなられるまで多数国内外で受賞されています。
作風は撮影した写真を5ミリ角に濃淡を着けて写していくもの。
鉛筆画家として評されることも多いです。

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《ジーンズ》作品no.24
エッチング用いたグラデーション
2.5mmx2.5mmに分けたマス目を10段階の濃度で分類されてます。

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濃淡のナンバリング。信じられない根気が求められる。発狂します。

画像の解像度というと、
印刷物は1インチをどれだけの画素で表すかはdpiで測定されます。

ディスプレイやTVは最適な視聴距離があって。
ハイビジョンなら画面の高さの3倍、4Kなら1.5倍。


本作品も離れれば離れるほど、絵の様相を現します。
 
近くなりすギルとはっきり全体が見通せない。
遠くなりすぎても見えない。

鑑賞者の位置によってドンピシャでピントが合うのは
ジョルジュ・ルースの錯視
作品を観ていた時にも感じたこと。

情報の解像度の調節機構については深く考えたいです。
ミートする最適解って綺麗なパターンで現れるものとそうでないものあると信じる

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吉村芳生 超絶技巧を超えて

会期:2018年11月23日(金・祝)-2019年1月20日(日)
開館時間:10:00 - 18:00 
※金曜日は20:00まで開館

※入館は閉館の30分前まで

入場料:一般(当日)900円 高校・大学生(当日)700円
主催東京ステーションギャラリー[公益財団法人東日本鉄道文化財団]、毎日新聞社

HP:

www.ejrcf.or.jp

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プチinfo
画面解像度の通称名と総画素数

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「文喫」参りました。六本木にて。

本屋では、本を選ぶ時間こそ最良だ。

同意。
入場料を払う本屋が六本木にできています。話題の!

青山ブックセンター六本木店があったところに2018年12月11日OPENしました。運営はLIBROの株式会社リブロプラスさん。


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ここまでが無料スペース。年末年始でも朝9時から営業されていたので、朝一並ばずに入れました。
入場料は1,500円(税抜)でございます。珈琲、紅茶、煎茶が無料ですので、それら1杯と本1冊読むとちょうどぐらいでしょうか?高くない。場所として素晴らしかったのでまた来ようかと。


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こちらが棚を開くと関連書籍が出てくるスペース。

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階段。Yes and No.煮え切らない。よく見たら色も変わってる?定まらない。

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琥珀色のバッジをつけまして入場。

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コンセントも完備なので作業カフェにも出来そうですが、お客さんほとんど皆様読書でしたね。

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こちらでドリンクはオーダー。
トーストやハヤシライスの軽食もあります。一日中滞在できてしまいます。

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座席抑え。「お」「あ」

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キュレーションが関連文書がまとまっている。
整理整頓するのとても難易度高い。

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ブライアン・オールディスの『地球の長い午後』の天秤の片方に『生命の始まりを探して僕は生物学者になった』が乗っている・・・!右は読んだことはないけれど、タイトルからこの2冊を両天秤に乗せるとはおぉ本好きな人が置いてる!と嬉しくなる。

オールディスさんのこの本は太陽の自転が止まって
昼夜の変化なく植物が支配してる地球になっているSF。

 

本好きにはとても良い空間でした。
この日読んだ本はハンナ・アレントの『革命について』で締める。

革命について (ちくま学芸文庫)

革命について (ちくま学芸文庫)

 

Twitterを見ていると、日中は満員で入場制限になる時間もある様子でした。
朝一か夜に訪れるのおすすめです。
 

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文喫
住所:東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1F
営業時間 9:00~23:00
電話番号 03-6438-9120
入場料 1,500円(税抜)

bunkitsu.jp

チームラボ 森と湖の光の祭@埼玉へ訪問

埼玉県飯能市にメッツァヴィレッジが2018年11月よりオープンしました。
metsaはフィンランド語で「森」を意味する言葉。北欧をコンセプトにしたこの場所で、チームラボによる「森と湖の光の祭」が開催されています。


teamLab: Digitized Lakeside and Forest / チームラボ 森と湖の光の祭

飯能に訪れるのは日帰りで登山をした以来。池袋から40分ぐらいで飯能駅に到着後、メッツァ行きのバスで移動です。宮沢湖を中心に北欧雑貨店やカヌー乗り場、木彫りのワークショップなんかがありました。こどもと一緒の方も1日ゆっくりできそう。

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夜17:30からはこちらに。

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とても寒空の下だったので、ワゴンカー販売されていたあったかいスープの誘惑に負ける。湖って寒いんですよね。

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呼応する、たちつづけるものたちと森 / Resisting and Resonating Ovoids and Forest
森の中にいくつかの卵。「たちつづけるものたち」って生き物に例えてる。 

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湖面に立つ、自立しつつも呼応する生命 / Autonomous Resonating Life on the Lake Surface

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触っていい作品群だったので、作品と鑑賞者の距離が近い。
解放された野外だと室内ほどの親密感出ない時もあるからこそ、
これだけ広い空間使ってこの距離感作っているのが好きでした。

2019年3月にはここメッツァヴィレッジで「ムーミンパーク」もOPENするとのことなので、ぜひ訪れてみて下さい。