hehishim

Art,Books,Culture in Tokyo,in Japan

180度が作品!HYPER LANDSCAPE 超えていく境界 ワタリウム美術館へ

外苑前にはワタリウム美術館があります。
サイクルが早くてコンテンポラリーアートを多く扱う私設美術館。
今回は梅沢和木さんTAKU OBATAさんの展覧会が開催中です。

f:id:himukazu0616:20180904071026j:plain

梅沢和木さんは多く作品をみる機会がある。ネット上で散乱している画像をコラージュして作品を創る。カオスラウンジのメンバーでもあります。

f:id:himukazu0616:20180904071609j:plain

会場内は一面作品が。異空間。TAKU OBATAさんの作品は初めて見ました。
木彫のB-Boy(ブレイクダンサー)の作品が場内にどんと鎮座しています。

f:id:himukazu0616:20180904072114j:plain

B-Boyの作品はある程度単調化して人を模されているけれど、躍動感は失われていないですね。絶妙なつま先の角度。向き合ってもう一人います。この会場でダンスバトル始まるのであればテクノかアニソンがバックミュージックで流れそう。

f:id:himukazu0616:20180904072452j:plain

梅沢和木さんに関してはキャンパスが小さくてもとても広く見える絵が多い。一枚あたりの情報量が本当に多いので、近くよって見たくなります。近くに寄れば寄るほど使われているモチーフ同士の関連性がなくなってカオスが増す。

 

WEBからのデータのデフォルメと身体のデフォルメが3階層に渡って広がる展示空間。テーマも表現方法も全く異なる2名の作品ですが、単に2人の展示が見られます、というよりコラボ作品のように一つの空間で感じられます。12月まで展示されているのでぜひどうぞ。