安藤忠雄展 @国立新美術館
機能性と合理性で埋め尽くされた都市に風穴をあけることが出来ないか
展示構成の中の「余白の空間」 冒頭のキャプションにあった
この言葉がとても響いています。
メッセージ強いコンテンツや非日常を突き詰めて
人の意識と時間を貰うのではなくて
日常に溶け込んでる中で、ちょっとした余白を感じる時を作る
建築がどういうものか考えると
「届けて動かす」コンテンツが多い世の中で
「潜らせてちょっとずつ溜めてく」コンテンツであるように感じています
一定空間に留まるその人の時間を少しリフさせる
それがじわじわ溜まっていく感じ
静かなものに惹かれるのって歳重ねていくにつれて多くなっています。