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越後妻有で楽しむ大自然の中のアート 大地の芸術祭へ【前編】 清津峡渓谷トンネル

大地の芸術祭に行って来ました。車での3人旅。2泊3日。
作品や古民家に溶け込んだ作品が越後妻有全体に点在。
その中でも感動した清津峡渓谷トンネルにつきまして。

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渓谷というだけあって自然がいっぱい。車を降りて進む。

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洞窟なんて幼少期のカミオカンデ以来かもです。
全長750mのトンネル内に作品が鎮座しています。

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暗いトンネル抜けていくって心くすぐる。

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展望スポットが3つあるのですが、道中この鉄の塊が。
よく見るとトイレと書かれていてユニークだな。

しかしなんと、中入るとマジックミラーのように外が見えるのです。
そしてもちろん便座もある。ほら、そうそんな感じに。公衆な感じに。

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こちらは王蟲みたいでした。音響施設が付いていたからライブイベントもできそうで。

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圧巻だったのは最後のところ。湧き水が薄く張って、靴を脱いで進んでいく。
本当に冷たくて反射光が大きいトンネルと合間って幻想的。


作品はMAD ArchitectsのLight Cave。
馬岩松さんと党群さん、そして日本人の早野洋介さんのグループ。
本作は馬岩松さんですね。

カナダのアブソリュート・タワー、モンゴルのオルドス博物館もMAD Architects。
高くあることが良いと評価されがちな中国に置いて、庭のデザインもされる。
山水都市をコンセプトに入れる建築も多い中で、この大地の芸術祭での作品は合ってた。