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かわいいとはなんぞや

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年末はBook and Bed Asakusa に泊まっていました。
とても良かったです。

さて「かわいい」ということに関してふと思うこと歩きながら考えます

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上記の運営しております。

生物学的に、イケメンおよびかわいいって
特に不要なのになんで人って魅かれるんだろ?ってふと思いまして。
マッチョに魅かれるとかなら分かります、強者生存ですし。

よくよく考えると、容姿がいいと対人関係においてとてもプラスだからかなと思いました。
人は外見ではない!という意見ももちろんですけれど、容姿プラス中身がいいって最強です。

だから、世の中上手く渡る一つの力として、
イケメンかわいいってことに生物的にも魅かれる説。現代の適者生存ですね。
いつから変わっていったんでしょうとさらに妄想深めてみる。

猿時代は、「目立つ」「人と違う」ってことが、
外見上も優位と評価された時代あったんじゃないでしょうか。
均質化されすぎると種としての存続率下がるものですし。

他と違うこと、それがもしかしたら一つには「目鼻立ちが良い」=容姿良いとか。
その違いが評価されるようになったのかも。平安時代とかのっぺり顔が美人とされるようですし。昭和時代の美人、イケメンって、「???」って少し思う場合もありますし。

だから絶対的なかわいいってものはなくて、あくまでその時代の大衆との相対的な特異的差異に過ぎぬのかなと思ったのでした。

 

2018年ですね。目標。

 

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整理に。
2018年は環境変えていくと思われます。
ゴタゴタすることが多くなるので見失わないように。


目標は三つ。

 

抽象だけれど一つは人と向き合うこと。
本音しっかりぶつけること。
自分で抱えたり、まいっかと人に諦めることが早い。
自分侵食されんように守りが多い。

 

もう一つは言葉の可視化。
言葉の連鎖の勉強を形にすること。

 

始めたのは5年前にもなるけれど、途切れ途切れすぎて。
仕組みは理解が進んで来たけれど、形にするための勉強をしっかり行うこと。
多分これが一番自分のやりたいことにつながっているので形に。
大衆向けになると失われる源情報がある。
届ける方向が変われば広がり方も変わる。


最後の一つは感動を作ること。
2017年は生涯で一番国外に出て、
沢山のコンテンツに触れた1年。
自分から生み出したコンテンツは写真だけだね。

届け方で響き方は変わる。
出来ることの幅で話せる人も変わる。
 

あとは健康ですね。
悪習の撤廃と運動は引き続き進めて。
元気にこの1年過ごせたらと思います。

 

まずは来週引っ越します。

 

『笑う淑女』 中山七里

歯車


歯車の一節が印象に残りました。
周りが回って初めて回れることを揶揄。

 

基軸となる始めの歯車にはモーターがくっついていて
自走することで周りを動かしている

 

歯車って燃費いいんですよね。
何十の機構を稼働させるのにすごい小さな力で済む
自走さえできれば、歯車としての個人も、組織も悪くはない

 

作中では報道に携わりたい人間に対して、
主人公は厳しい言葉をかける。
「思いが足りない。」と。

 

この本はとある才女の繰り広げる人間の卑しい部分を
浮き彫りにして煽るような話だけれど
痛快な言動が描かれていてとても面白でした。

 

単にミステリーって訳ではないお話。
是非とも。

 

 

嗤う淑女 (実業之日本社文庫)

嗤う淑女 (実業之日本社文庫)

 

 

 

 

nor herering @OS Open Space 2017

nor

nor さんのhereringと言う作品が面白かったです。
サイト文面にhereingとありましたが多分hereringであっているはず。

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nor.tokyo

 

ハンドベルのようなデバイスをぶんぶん振り回す
部屋の中の色調が変わる
低周音の海の中の動物の声みたいな音もなる

キャプションがなくて(見落としてたかも)
説明を何も見ないで作品に触れるのがいいですね
場所がサチュレーションとリンクしているんろうなと思ったけれど
Hue Value も読み取っていたんですね
探りつつぶんぶんする


動きと空間がリンクするインスタレーションは
一定空間内に自身の拡張を再現している様子がいい


この作品はどう動くとどうなるか分からないので
作品に触れている人がぐるぐるしたり
行為者が表現に対して指揮権を持っていないのが面白でした。
自分の身体だけれどうまく動かない感覚

生まれたての子鹿とか
自転車乗りこなせない練習してる姿とか
なんか頑張れ、って密かに応援する感覚

 

あー今思い出しましたが
今年2017年の六本木アートナイトで作品出されていたのもnorさんですね
vimeo ありました。
dyebirth 

vimeo.com

 

次回作楽しみにしています

『双孔堂の殺人 ~Double Torus~ 数学者十和田只人』 周木 律

堂シリーズの第2弾。
周木律さんの第一弾、眼球堂の殺人 こちらを読了。

 

眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社文庫)

眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社文庫)

 

 

ずいぶん前に読んでいたけれど
シリーズ物と知らずにおりました。



ポワンカレ予測、位相幾何学に焦点のあたった事件。
数学好きにはかなりのめり込んで入れると思います。

 

十和田只人の数学知見基づいての発言は、、難解で分からん!
宮司司も話しており嚙み砕く文面も出ておりますが、用語が多い。
第4作にかけてその咀嚼もどんどん分かりやすくなっていきます。


サスペンスものはあんまり読んでこなかったので味わい方は模索
ハウダニットホワイダニットが少しずつ伏線張られながら解決に向かう

80年後半生まれの人って、ホームズ、金田一少年江戸川コナン
サスペンス関係のアニメの世代なのかも。

トリックの部分は結構既出のものが多いので、いつもサスペンスはホワイダニットの中で描かれる人の感情の表裏?みたいなものを楽しんでいます。


今読んでいるのは
西尾さんの忘却探偵シリーズ これは言葉の紡ぎがもともと好きで
森博嗣さんのWシリーズ これは哲学要素含むのが好き


サスペンス単体でこれ!ってはまっているのがまだないので
洋書も含めて探ってみます。

 

双孔堂の殺人 ~Double Torus~ (講談社文庫)

双孔堂の殺人 ~Double Torus~ (講談社文庫)

 

 

もぐ∞ 最果タヒ


最果さんの本は全作読んでいます。
今回は食べものが主題とのことで、読まねば!と思い。

というのもたべものと女の子のコンセプトで「ぐる娘」というサイトやっているため

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読んだ感想は
おいしそうな文章
おいしいを表現するのにこんなに話し方あるんだって思いまして

妄想に妄想を重ねた内容なんだけれど
一人よがってない、あぁそうだそうだと頷いてしまう

「ハムが広義すぎてついていけない」
「パフェにとってはケーキもアイスもわらび餅も、具材でしかないからだ」


文面にほとばしっている
こういう言葉を日常会話でぽろっと出てしまう友達欲しい


今日は仕事場で、韓国人の同僚とおはぎの話になりました。
美味しくないとの事。おかゆも嫌いとのこと。
あの、中途半端に米の原型を止めていないけど、米のぬめっと感が嫌とのこと。

言われると確かに中途半端な存在ですな。
餅は良いそうです。
食べものの捉え方たくさん。

 

もぐ∞(もぐのむげんだいじょう)

もぐ∞(もぐのむげんだいじょう)

 


短編集になっていますので、隙間でも読めます。ぜひ。

好きの深度

 

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好きなことって質問は慎重に選ばないと危うい
案外強い衝動ではない場合

 

好きなスポーツ、好きな食べ物、好きな映画
初対面で聞くこと聞かれることもありますが
どっちかってーと、好きぐらい

 

それでもその言葉でカテゴライズしたりされたりします。
〜が好きな人、気が合う気が合わないとか。

 

その「どっちかってーと好き」が複数あれば志向性、
嗜好性が分かるのでよいんですが
一回のQで決めてしまうのはどーかと。

 

やらんことで得るものないって思って進んできたので、
ちょっと好きなこと。ってのがやたらあります。
よく言えば多趣味、悪く言えば器用貧乏で浅い。

 

手ぇ出してみる、っていうフットワークは悪くはないけども、
動機が浅いと習熟も浅く。
満足するもののハードルってどんどん上がって行くから
自分のアウトプットが好きじゃなくなってくる

 

時間も限られるし、

しっかりしたもの作るには時間はかかるので、

やらんと後悔するって思えるものから順に力加えます。
一度に沢山やらない。