青森観光。青森駅の過ごし方
3連休に青森に行ってきました。
十和田湖へ行きたくて。
ただ、青森駅から移動するのにバスの本数がなくて。
駅前で1時間ぐら手持ち無沙汰になり駅前散策でした。
A-FACTORY エーファクトリー
青森駅から徒歩5分ぐらい。雪が積もっていたので10分ぐらい。
青森の特産品が沢山。カフェスペースもあるのでのんびり出来るのですが。
こちらが!とてもよかった。青森といえばりんご。シードルの工房があるのです。
試飲が出来るのです。
6種類ぐらいあるシードルの中から一口好きなものを選べる。
100円で一口につき、全種類飲んでみる。
パッケージが良い。こちらが美味しかった。
お土産にはこちらを買いました。りんごの木を使った栓抜き。
ねぶたの家 ワ・ラッセ
青森といえばねぶた。ねぶたの資料館があります。
こちらも駅前から5分。雪が積もっているから10分。本当に靴はしっかりしたもの持って行こうね...雪国住んでいたことあるのにすっかり忘れていて。
ねぶたの歴史に触れつつ。
おぉ。と声が小さく出ました。
中身はこんな感じ。
次回青森来るときはねぶた絡めてぜひ行きます。
駅前で時間余ってしまったらぜひおすすめ場所でした。
吉村芳正 超絶技巧を超えて 東京ステーションギャラリーへ。
東京駅丸の内北口にギャラリーがあることご存知ですか。
東京ステーションギャラリーにて吉村芳正さんの作品を鑑賞しました。
モノクロの作品は色の制約の中でできる表現と
グラデーションの技巧が見やすくて好きです。
吉村芳正さんは1971年広告代理店にデザイナーとして勤務
2013年に亡くなられるまで多数国内外で受賞されています。
作風は撮影した写真を5ミリ角に濃淡を着けて写していくもの。
鉛筆画家として評されることも多いです。
《ジーンズ》作品no.24
エッチング用いたグラデーション
2.5mmx2.5mmに分けたマス目を10段階の濃度で分類されてます。
濃淡のナンバリング。信じられない根気が求められる。発狂します。
画像の解像度というと、
印刷物は1インチをどれだけの画素で表すかはdpiで測定されます。
ディスプレイやTVは最適な視聴距離があって。
ハイビジョンなら画面の高さの3倍、4Kなら1.5倍。
本作品も離れれば離れるほど、絵の様相を現します。
近くなりすギルとはっきり全体が見通せない。
遠くなりすぎても見えない。
鑑賞者の位置によってドンピシャでピントが合うのは
ジョルジュ・ルースの錯視作品を観ていた時にも感じたこと。
情報の解像度の調節機構については深く考えたいです。
ミートする最適解って綺麗なパターンで現れるものとそうでないものあると信じる
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吉村芳生 超絶技巧を超えて
会期:2018年11月23日(金・祝)-2019年1月20日(日)
開館時間:10:00 - 18:00
※金曜日は20:00まで開館
※入館は閉館の30分前まで
入場料:一般(当日)900円 高校・大学生(当日)700円
主催:東京ステーションギャラリー[公益財団法人東日本鉄道文化財団]、毎日新聞社
HP:
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プチinfo
画面解像度の通称名と総画素数
チームラボ 森と湖の光の祭@埼玉へ訪問
埼玉県飯能市にメッツァヴィレッジが2018年11月よりオープンしました。
metsaはフィンランド語で「森」を意味する言葉。北欧をコンセプトにしたこの場所で、チームラボによる「森と湖の光の祭」が開催されています。
teamLab: Digitized Lakeside and Forest / チームラボ 森と湖の光の祭
飯能に訪れるのは日帰りで登山をした以来。池袋から40分ぐらいで飯能駅に到着後、メッツァ行きのバスで移動です。宮沢湖を中心に北欧雑貨店やカヌー乗り場、木彫りのワークショップなんかがありました。こどもと一緒の方も1日ゆっくりできそう。
夜17:30からはこちらに。
とても寒空の下だったので、ワゴンカー販売されていたあったかいスープの誘惑に負ける。湖って寒いんですよね。
呼応する、たちつづけるものたちと森 / Resisting and Resonating Ovoids and Forest
森の中にいくつかの卵。「たちつづけるものたち」って生き物に例えてる。
湖面に立つ、自立しつつも呼応する生命 / Autonomous Resonating Life on the Lake Surface
触っていい作品群だったので、作品と鑑賞者の距離が近い。
解放された野外だと室内ほどの親密感出ない時もあるからこそ、
これだけ広い空間使ってこの距離感作っているのが好きでした。
2019年3月にはここメッツァヴィレッジで「ムーミンパーク」もOPENするとのことなので、ぜひ訪れてみて下さい。
飲む植物園@東京茶寮
年の瀬。
デスクトップに残っているイベント写真のストックから、
まとめないとなぁとずるずる来て早3ヶ月経ちました。
今年は北海道への旅と星の写真を撮れなかったので、
年初に試みようと思います。
「飲む植物園@東京茶寮」へ行っていた時の話。もう2ヶ月前になります。
三軒茶屋に日本茶をドリップで出すお店がありまして。
時々行っているのだけれど、今回はイベントでした。
フラワーアーティストのエダラボ(edalab.)さん手がける植物でカウンターが満載。
端から端にかけて四季を彩る草花が遷移します。
お好みのハーブをとって、ドリンクディレクター、セキネトモイキさん手がけるシロップと共に頼むオリジナルドリンク。
お好みのお茶をテイスティングしてチョイスして味わうスタイルは
東京茶寮の平常営業の時と同じでした。
イベントは開店間もなく訪れて、出る頃には会場一杯のお客さんでした。
国外のゲストが来た時などは連れて行きたいお店です。
◆東京茶寮
表参道のGYREで『2018年のフランケンシュタイン - バイオアートにみる芸術と科学と社会のいま』
バイオアートという潮流があります。ジョー・デイヴィスの「Microvenus」で、遺伝子組み換えの作品をアートとして提示してから、昨今日本でも話題。表参道のGYREでただ今開催中のバイオアート展が開催中。
フランケンシュタインとバイオアートに通底する概念は「死者蘇生」。宗教的な意味合いではなく科学の文脈でメアリー・シェリーが書いた死者蘇生は部分的にも現実化している。ゴッホが切り落とした左耳を蘇生したディムット・ストレーブの「Sugababe」もその一つ。
平野真美「蘇生するユニコーン」臓器も含めて精巧に再現されたユニコーン。
マーク・ダイオン「タール漬けの鳥」
第2章 「人新世」では知識の追求がもたらす破滅に関して。
AKI INOMATA「やどかりに『やど』をわたしてみる」
よくみると都市の形をしている。人工物と生物の共生を表現。
BCL「DNA Black List Printer」
製薬企業では生成が禁じられている、パンデミックを引き起こしうるウイスルの塩基配列をひたすらに打ち続ける。
バイオアートの見所はじっと見て思惑していると心ざわざわする所と個人的には思います。少しの不快というか不安というか。ファイクションの世界であった出来事が医療や生命工学の文脈でない形で提示されると、前置き無しに現実ここまできたこと突きつけられている感覚がある。
どこまでが生きていて、どこからが死んでいるのか。
機械と人間の境界を議論するアニメや作品大好きなのですが、遺伝子と生命の議論もBCLさんがされているのもどこかで読んだことがあって。これからもずっと追って見ていきたいテーマです。
180度が作品!HYPER LANDSCAPE 超えていく境界 ワタリウム美術館へ
外苑前にはワタリウム美術館があります。
サイクルが早くてコンテンポラリーアートを多く扱う私設美術館。
今回は梅沢和木さんTAKU OBATAさんの展覧会が開催中です。
梅沢和木さんは多く作品をみる機会がある。ネット上で散乱している画像をコラージュして作品を創る。カオスラウンジのメンバーでもあります。
会場内は一面作品が。異空間。TAKU OBATAさんの作品は初めて見ました。
木彫のB-Boy(ブレイクダンサー)の作品が場内にどんと鎮座しています。
B-Boyの作品はある程度単調化して人を模されているけれど、躍動感は失われていないですね。絶妙なつま先の角度。向き合ってもう一人います。この会場でダンスバトル始まるのであればテクノかアニソンがバックミュージックで流れそう。
梅沢和木さんに関してはキャンパスが小さくてもとても広く見える絵が多い。一枚あたりの情報量が本当に多いので、近くよって見たくなります。近くに寄れば寄るほど使われているモチーフ同士の関連性がなくなってカオスが増す。
WEBからのデータのデフォルメと身体のデフォルメが3階層に渡って広がる展示空間。テーマも表現方法も全く異なる2名の作品ですが、単に2人の展示が見られます、というよりコラボ作品のように一つの空間で感じられます。12月まで展示されているのでぜひどうぞ。
話題のチームラボ teamLab Planetsへ行ってきた【豊洲編】
2ヶ月ほど前に teamLab Borderlessへ行っていまして
今回はteamLab Planetsへ行ってきました。そう、別。
現在2つの展覧会が都内で開かれているのです。前回のはこちら。
himukazu0616.hatenablog.com
豊洲会場は行ったことなかったので参戦。
坂の上にある光の滝 / Waterfall of Light Particles at the Top of an Incline
入り口の設計はやっぱり流石。
宮崎駿作品でも出てくるトンネル、期待感は胎内回帰からかな。何かそこに戻ることのわくわく。足の裏から刺激される冷たさが一気に夏感じさせる。水が流れ出ています。
冷たい生命 / Cold Life
The Infinite Crystal Universe
「思っていたより広い」「思っていたより狭い」鏡で錯覚する空間の大きさ。視覚情報が一番騙され易い。
The Infinite Crystal Universe
広い空間。本当に昔にたちもどると、大聖堂やオペラハウスは富裕層向け。一般大衆に大きな空間が開けたのは教会を除くとショッピングモールが初めてだったとのこと。今、都心では横に広い空間が減ってしまってる。これだけ広い作品はやはり没入感ある。
人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and People - Infinity
本当にこれだけ沢山の魚がいたら驚く。
Floating in the Falling Universe of Flowers
この作品は5年前ぐらいにもあったんだけれど、寝て見たことなかった。寝て作品をうえ眺めて観るととても良かった。没入する空間は五感と空間認識で成るな。